SSRIルボックスの効果って?知っておくべき5つのポイントとは

 

抗うつ薬には多くの種類がありますね。

 

果たして今飲んでいる薬が自分に1番合っている薬なのか?

 

ここではSSRI系の抗うつ薬・ルボックスの効果や特徴について簡単にお話します。

 

薬選びの参考にしてください。

 

@ルボックスの概要

 

ルボックス(一般名:フルボキサミン、英:Fluvoxamine)は、ベルギーで最初に作られた抗うつ薬です。

 

日本で初めてのSSRI系の薬で、1999年5月から使われています

 

SSRI系の抗うつ薬の中では最も古い薬です。

 

うつ病、うつ状態、強迫性障害、社会不安障害に効果があり、

 

他の抗うつ薬に比べると強迫性障害、社会不安障害への効果が大きく期待されています。

 

Aルボックスの効果と特徴

 

うつ状態は、神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの減少により起こります。

 

ルボックスは減ってしまったセロトニンの濃度を上昇させる働きがあり、それにより気分の落ち込みを改善させ、気分を高揚させてくれる効果があります。

 

また、ルボックスは、数ある抗うつ薬の中でも特に不安感を改善する効果に優れています。

 

そのため、うつ病だけでなく、強迫性障害、社会不安障害の方に使われることが多い薬です。

 

ルボックスは比較的副作用が少なめです。

 

パキシルなどと比べると効果が弱いため、その分副作用も少なくなるのです。

 

効き方にキレはなく、時間をかけて穏やかに効果を発揮するため、症状が軽い人や仕事などで日中活動しなければいけない人に向いています。

 

また、詳しくは後述しますが、ルボックスは高用量まで使うことができます。

 

地域によっては200〜300mgまで服用することができるのです。

 

症状に波がある方も、医師と相談しながら服用量をマメに調整できるというのもルボックスの利点です。

 

一方、ルボックスの効果には持続性がなく、症状を常に安定させておくには1日に2、3回服用する必要があるという不便な面もあります。

 

飲み忘れると途中で効果が切れてしまうので、十分に注意しましょう。

 

また、ルボックスは他の薬との相互作用を起こしやすい抗うつ薬です。

 

飲み合わせによっては一緒に飲んだ薬が効きすぎてしまったり、逆にルボックスの効果がなくなってしまったりします。

 

別の病院で薬を貰っている方でルボックスを処方された方は、医師か薬剤師に相談して、一緒に飲んでも大丈夫か確認するとよいでしょう。

 

Bルボックスの用法

 

飲み始めは1日25mgから、その後は1日2、3回、最大量の150mgを超えないように服用します。

 

最大量は150mgですが、200〜300mgまで上限が定められている地域もあります。

 

よって、症状に合わせて服用量を細かく調整してもらうことができます。

 

Cルボックスの服用期間

 

個人差はありますが、服用を始めてからだいたい2週間〜1ヶ月ほどで効果が現れます。

 

そのため、すぐには効果を実感できないかもしれません。

 

血中に安定してルボックスの成分が存在し続けるようになるまで、しばらく時間がかかるためです。

 

効き始めたら、そこから安定するまで最低1年間は飲み続けます。

 

「寛解」と診断されたら、徐々に服薬量を減らしていき、飲まなくても大丈夫になったところで「回復」となります。

 

ほとんどの場合長期戦になりますが、途中、自己判断で服用を中止したりしないようにしましょう。

 

離脱症状などをきっかけに、治療が長引いてしまう恐れがあります。

 

Dルボックスの薬価とジェネリック薬品

 

ルボックスの薬価は他の抗うつ薬と比べ、安くなっています。

 

25mgで36.1円、50mgで62.2円、75mgで85.7円です。

 

仮に1日に75mgを2回(=150mg)服用すると、1ヶ月で5142円、3割負担でおよそ1543円です。

 

ジェネリック薬品もフルボキサミンという名称で出ています。

 

効果は変わらず、薬価はルボックスの半分以下ですので、ジェネリック薬品に抵抗の無い方はこちらをおすすめします。

 

まとめ

 

以上を簡単にまとめると、次のようになります。
  • 強迫性障害や社会不安障害にも効果が大きい
  • 効果にキレはないが副作用が少ない
  • 飲み忘れや飲み合わせに注意する必要がある
  • 薬価が安い

 

もし1ヶ月過ぎても効果が現れなかった場合、ルボックスの薬の強さでは効果が足りないか、薬の飲み合わせで効果がなくなっているかが考えられます。

 

医師と話し合って今後の治療をどうするか、十分に検討してください。

 

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