SSRIレクサプロの効果って?知っておくべき5つのポイントとは

 

レクサプロを処方されたけれど、抗うつ薬を飲むのには抵抗があって少し不安だ。抗うつ剤は他にもあるけれど、レクサプロはどんな薬なのだろう。

 

そう悩まれる方のために、ここではレクサプロの効果や特徴について説明したいと思います。

 

@レクサプロの概要

 

レクサプロ(一般名:エスシタロプラム)は、2001年にデンマークで作られ、日本では2011年に発売された、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)系の抗うつ薬です。

 

うつ病、うつ状態、社会不安障害に効果があり、SSRI系の抗うつ薬の中では最も新しく、世界で一番売れている抗うつ薬と言われています。

 

Aレクサプロの効果

 

うつ状態は、体内のセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の濃度が減少することで起こります。

 

レクサプロは、減ってしまったセロトニンを増やし、沈んだ気分や落ち込みを改善して、気持ちを高めてくれるのです。

 

セロトニンを増やす、という点では他のSSRI系の抗うつ薬と同じですが、レクサプロには他とは違う特徴がいくつかあります。

 

一番大きな特徴は、抗うつ薬の中ではとても安全性が高い、ということです。抗うつ薬を飲むにあたり皆さんが気になることは、やはり副作用ですよね。

 

レクサプロはセロトニン系の神経にのみに効果を発揮するため、他の抗うつ薬に比べると圧倒的に副作用が少ないのです。

 

副作用が少ないなら、薬の効果も弱いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。

 

ところがそうでもありません。「副作用は少ないのに、それなりに効果もある」、これがレクサプロの大きな利点です。

 

Bレクサプロの用法・容量

 

1日1回、夕食後に10mg(1錠)服用します。必要があれば、1週間以上あけて20mg(2錠)まで増量することもできます。

 

レクサプロは他の多くの抗うつ薬と違い、徐々に服用する薬の量を増やしていく必要はありません。基本的に段階を踏まず、最初に処方された量をそのまま飲み続けることで治療していきます。

 

そのため、個人差はありますが、他の抗うつ薬より効果が早めに現れると言われています。

 

Cレクサプロの服用期間

 

服用を始めてから、1、2週間で効果が現れてきます。その後1、2ヶ月経って安定してきたら、その後最低1年ほどは薬を飲み続けることになります。

 

再発の危険性がなくなり、寛解状態(ほとんど安定した状態)になったら、今度は数ヶ月かけてレクサプロを減らしていきます。薬を飲まなくても大丈夫だと診断されたら、無事治療は終了です。

 

治療は長期戦になることが考えられます。焦らず、根気よく治療を受けることが大切です。

 

Dレクサプロの薬価とジェネリック薬品

 

レクサプロのデメリットとして、「薬価が若干高い」ということが挙げられます。薬価は10mgでおよそ200円、仮に1日20mgを1ヶ月(30日)服用するとします。

 

計算すると約12000円で、3割負担で3600円です。

 

また、レクサプロのジェネリック薬品(後発医薬品)が存在しないため、レクサプロを現在の薬価より安く買うことができないのです。

 

服用を続けられないほど高価ということではありませんが、病気で休職中の方や、休みがちの方にとっては少し抵抗があるかもしれません。

 

レクサプロまとめ

 

以上がレクサプロの説明です。少しでも疑問が解決できましたら幸いです。

 

レクサプロは他の抗うつ薬と比べて安全面に問題はなく、効果が高く、用法がシンプルです。半面、薬価が少し高いというデメリットもあります。

 

精神疾患では特に、無理なく続けられるような治療を心掛けることが大切です。薬のメリットとデメリットを正しく理解して、治療に臨みましょう。

 

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